最後、バテてしまってまともな歌にはならなかったけれど、かなり厳しい高度なレッスンだったんですよ。
先生の仰る事を理解して、その場でそうすぐやってのけるのは、容易い事ではない。
頭で理解したら、やっぱり身体が覚えるまで練習しかないの。
私が講師をしながらもこうやってみんなにレッスンを見せるのは、私が目指している歌い方と声は、世界に通じるものを目指しているんだと言う事を理解して欲しいんです。
ただやっぱり生きて行く為の仕事をしながらこうやって勉強しています。自分の時間はほとんどない中、こんな風に勉強をしている訳です。
教えるにしても嘘は教えられない。相手が素人さんであろうが、プロを教えていようが関係ない。生身の声と身体の事だから。