暑中お見舞い申し上げます

皆様、いつも一生懸命に歌いに来てくださってありがとうございます。

先日のリサイタルや、教室発表会は皆様のおかげで成り立っております

私はどうやら昨年の夏、一番信頼をおいてました師匠が亡くなった時点から

人生の転機のようなものが到来したように感じております

急に過去を振り返ってこれからの自分の生き方

歌との向き合い方

皆様との声楽を通しての向き合い方等々

様々な思いがめぐりました

しかし、なんと申しましても

皆様のおかげで、好きな音楽だけでここまで生きてこれました

これからも少しずつ変化を加えながら

未来へ向かって参ります

本当の声楽というものはどういうものなのか?

正しく声楽というものが伝わってほしい

知ってもらいたい

その思いは、教室を開設した当初より

今も変わっておらず

その時の自分に必要であったであろう

自分の段階に応じて

世の中で認められた、歌っておられる日本人歌手や、ヨーロッパからも認められていて、活躍しておられる先生方に享受してそれを追及して参りました

その中でも近年、一番最後に出会った先生は

幸いにも

日本人歌手ならではの、声楽に対しての弱点や

ヨーロッパから技術的にまだまだ遅れている部分をよくご存知で

歌手として、悩む気持ちをよく理解してくださっている先生に出会い、師事したことは

声楽の指導をしていく上でも

大きく影響を受けました

これなら、プロ、アマ関係なく教えられる

揺るがないものがあると思いました

それでも、身体を楽器としている

人の声を扱う事はとても難しく思いますが、

目に見えて、成果を感じております

そして私自身も、自分を無理なく表現できる方法をみつけつつあります

沢山の方々の支援の下、生かされております

これからも何卒宜しくお願い申し上げます