来月のYouTubeはロッシーニ三曲です

その内の一曲に、『アルプスの羊飼い』と言う歌があります

この歌は一見、清純なヨーデル風の歌?

と思うのですが、もちろん、そう歌ってもいいのですが

せっかくですし、大人の雰囲気で遊んでみたいなあと思い

もう一度、練り直して、私と伴奏者さんとの解釈で歌ってみたいと思います

専門家さんは多分この話、理解なさると思います

歌詞の中に、rugiadose(露に濡れた)と言うような単語が出てきたときには

ん?と閃いてもらった方がいいかも?と思います。

rugiadose  と、violetta(すみれ)というように

この単語がセットで並んでいる場合い

大抵は大人の歌です

でも、ロッシーニのこの歌に限っては

あまりそのような解説をしている翻訳家さんを見ないので

そのつもりでロッシーニが書いているかは、本当は定かではありせん

そうとも取れる歌だよね?と

歌手達が勝手にあそんでいたのかもしれません

あまり露骨にそうする必要はありませんが

私はrugiadose(露に濡れた)と言う言葉が歌詞に載ってる時点で、

あ!もしやこの歌は?と思ったのだけれど

その辺の解釈には疎いものだから、はっきりそう認識はせず

今日のリハーサルでは、とにかくきちんと歌うを目標にしてたら

やっぱり出ました、その辺りのニュアンス

あー、やっぱりそう認識して仕上げてきたらよかったなあと思いました

10代の女の子もこの歌は歌いますから

10代なら、そんな解釈で歌わなくてもいいと思いますが

大人のソプラノならせっかくですからね~😌

そういう雰囲気を楽しみたいなあ…

そういう雰囲気を薫らせるくらいの歌い方を楽しみたいなあ・・・・・

と!思いました

他にもそれを匂わせる言葉はいろいろありますが

それとなく書いておきますね😉

strada

giardino

ほとんどこじつけみたいな処もありますが

これらの単語が歌詞に載ってきたら

ん?て思ってみた方がいいですね

知りたい方はどうぞ辞書で先ず意味を

そして、何かにないかなあ?

そのニュアンスの解説、あんまり見つからないかもしれませんね

暗喩ですから

この歌をほんのかすかにそう薫らせる歌い方をしてる歌手さんはおられます

本人に聞いていないので、勝手に名前を挙げては悪いかも?と思うので

私の頭の中では、あの人がそう歌ってるかなあ?と1人頭に浮かぶ歌手がいます

どうしてこの人の歌い方にはこんなに遊びが多いのかなあ、て、思っておりましたので

ひょっとしたら、上記の単語が出てる時点で、

ベテラン歌手さんは、「そうよ、当たり前じゃない?」て

声楽家の常識なんだろうか?

だとしたら、せっかく私は閃いていたのだから

そうして、本能的に歌って、そういう曲として仕上げて持っていけばよかったなあ

誰かの確認なくても?て思いました。

これからは、迷わないとは思いますが

なんでもかんでもそうなってしまうのもどうなのか?と

よく考えないとね😉というか

経験かなあ?

これも長く歌ってたら、その歌に対する習わしみたいな物は

知識として、自然と入ってくるものかなあ?

いやいや、やっぱりAnarise(アナリーゼ)と言う

音楽の解釈専門の先生に習うべきかもしれませんね

ヨーロッパのスターさん達は、ほとんどの方が

音楽作りの先生を、発声の先生以外に持ってるものですけどね

でも、こんな風に、あー、そうか…

と知識が増えて、ならそのつもりで…と

音楽を遊べたら、もう歌手を辞められなくなります

遊べるまで潰れるわけにはいかない

ので!

神頼みしたくなるんですよね😁

歌の話をするなら、喉の奥の母音の形も大切だけれども

それを越えるところまで、話せる声楽家でいたいです

それは、もう自然の流れで

今、やっとそういう風に話してくれる人に出会って、音楽をやっているのだから

順を追ってそこまで来たのだと思いたいです

Belcantoを歌うなら、そういう発声法と

様式を習わないと本当のBelcantoにはならないのですが

それを追求していくと言う意味で

Belcantoというフレーズを使って自分を表現し

ここに存在し

歌って参ろうと思います