歌劇 Cavalleria rusticana と言えば

ゴッドファーザーパート3

と言えば、あー、あれがそうなの?と思う人も多いと思います

そして、intermezzo (間奏曲)はほんとに誰もが感動すると思いますが

このオペラは合唱オペラとも言われるくらい

コーラスが素晴らしいのです

特にpasqua(復活祭)のシーンは素晴らしく荘厳です

ヨーロッパでは復活祭になると

そのシーンだけをあちこちで演奏されるようですね

オペラとしては、一幕物として書かれました

もしご視聴なさる際は、私はモナコとシミオナートが歌っている物をお薦めします

私は、大学生の頃に合唱で参加してこのオペラを知りました

オペラの練習、て、本当に体力勝負で大変なものです

始めてオペラに参加したのが

このCavalleria rusticanaでの合唱でしたが

慣れていなかったせいで立ち稽古に入ってしばらくして

高熱を出して3日寝込んで、体力が戻るのにいつになく時間がかかってしまい

一週間オペラの練習を休んでいて

やっと練習に参加できるようになったら

皆から、急に練習に来なくなってどうしたのか?と思った とか、

あれ?めっちゃげっそりしてない?

千賀さんなんか痩せたみたい

等々、みんなから言われました

自分でも、あれー、痩せちゃった、どうしたのかしら?

て、思ったのを覚えています

やる気は満々だったのですが、もろ、オペラの大変さに当てられてしまったのでした

これからひょっとしたらCavalleria rusticanaのpasquaの音楽をよく耳にする事になるかもしれませんね

これから、世界的にまたロックダウンがかかっているので

経済も乱れますし

いろいろと人の価値観や、考え方、いろいろな事に対する概念のようなものが変化する時でもあるようなので、このようなミサのような

皆で一体となれる美しいメロディーは人々の魂に何か響くと思います

Cavalleria rusticanaの話の内容としては

ヴェリズモオペラと言われる現実オペラで、三面記事になるような事件等をオペラの題材として書く現実主義オペラです

なので、話の内容もドロドロです

男女の三角関係のもつれから

復讐心が芽生え、殺し合いになるという

ドロドロとした話ではあるのですが

その中で使われるミサのシーンは、対比的に本当に荘厳ですし

intermezzoは、聖なるような清らかな曲です

別名アヴェマリアと言う題名も付いて、この曲だけが演奏される事もよくあります

メロディーは、弦楽器のユニゾンが特徴的です

通常はオーケストラのみの曲ですが、

メロディーに歌詞が付けられてもいます

最近では、ガランチャが歌うアヴェマリア、お薦めです(私もうたいますけど~!)

ガランチャの歌うアヴェマリアはとても素敵ですので一度聴いてみてくださいね

そしてまた、オペラの中の、pasquaのシーンだけでも聴いてみてくださいね

本当に涙するかもしれませんよ

オペラの凄みといいますか、壮大な雰囲気は圧巻です