おしとやかな女性でいたかったけれど
私はどうやら人からはそうはみられてはいないみたいです
そらそうよね、と思います
そういう魂の持ち主です
その代わりに、楽しい人、朗らかな人というイメージはあるようです
とてもとても嬉しいことです
そうです。いつも皆さんが楽しい雰囲気になれるように考えて20年間も過ごしてきたのです
今日はどうやってみんなを笑わせようかな?とか
楽しい、という雰囲気をとてもいつも気にして20年間を過ごしてきたのです
楽しいという雰囲気の中で、歌のことは核心をつきたいと思ってやってきましたので
合唱の指導や、グループレッスン
おしとやかにはいれなかったです
いつも大きな声で、元気に言葉を発信しておりました
頭もあんまり賢くないのだから、せめて、それこそ皆さんの心を朗らかにさせていく事くらいはしようと努力していた事です
本来の私はじっと静かに落ち着いて座っている事が好きなところを
一生懸命に自分を動かしてきました
コンサートの合間でのトークも
本当なら何も話さず、静かにじっくり歌を聞いてもらうスタイルが好きです
でも、外国語の歌を歌っていますし、日本人からは、少し解らない部分、遠いところの事のように感じる事が多いと思うので
クラシックの曲しかプログラムしない代わりに
トークを合間でいれて、飽きさせないように
場が和むように、笑いが一回は何処かで起こるように
いつでも、どんな場でもそう考えて過ごしてきました
おしとやかに、しずしずと、じっと座っていれるなら、そうしていたかったです
生活もありますから、なんでもやりました
元々は、人とおしゃべりをしたり、多くの人の場に立って、何かを発信していくことは苦手で、好きではなかったと思います
そういう練習をお家で子供の頃にしていたくらいです
自分を表現することです
そういう事にここ近年気がつくような出来事が二度も続いてあったので
去年から、自分の生き方改革をしております
私自身も、本当は何が好きで、何が嫌いなのか、はっきりよく認識しようと思いました
歌手ならこうあらねばならない、歌手にならなくてはならない
人前に出なくてはならない
チケットを買ってもらうためにはあれをしなくてはならない
全部本当は、自分の好きではないことを
やってきています
物凄く余分なエネルギーを必要とします
ですが、本当は毎日をどんな風に過ごしていたいか
何をやっていたかったかを、改めていきたいと思います
50歳を手前に、おしとやかな性格ではないにせよ、本来の性質とは違う事を、そんなにキャピキャピとはいつまでもやってられません
本当にそう思います
おしとやかな性格
おしとやかに過ごせる環境なら、どんなによかったかと思います
音楽は、appasionata (情熱的)です
それを発信していくのに、おしとやかではいられませんので
誰かと比べて、あの人はこうなのに、私は違うと、しかも、違いだけを言うならまだしも
この年齢まで、一切合切を一人で切り盛りして生きてきた私に対して
人格を否定するような言われ方をして、その言葉は、なんとも許し難いものがありました
ですが、もう一生会うことはなさそうなので、ここの生徒さんでもありませんし
その侮辱は、時間と共に消し去ろうと思いますが
しかし、人は神です
どんな人からも、その事をきっかけに
重要な事に気づかされる事もあるので
一概に、人を恨むとか、憎むとか、そういう事はできないものだなと思います
なので、嫌な事があっても、それでも感謝して、昇華したらいいのです
常に常に、感謝の気持ちを持つ事のできる人は、きっとなんでも成功しますし、どんどん成長していくと思います
感謝することの本当の意味を知って、人に感謝して、と指導する人には
そう言いたいです
やたらと、感謝してー、感謝してー、と叫ぶ人に出会ったこともありました
嫌な事があると、途端にメールやら、SNSで、こんな事がありましたと
あの人はこういう人ですよメールが来たりする事もありました
あんたこそ感謝してたら、そんなに、感謝されたいと叫ぶ必要もなくなりますし、
この人はこういう人で、あの人はこういう人でという説明メールを裏で回す必要もなくなりますのに…
やっとそういうグループからも抜け出せたので
落ち着いて生活しようと思います
良い日曜日になりますように
おしとやかに
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