今日は、私がプライベートレッスンを受けてきました。私が目指すものは、本物です。歌手のマリエッラデヴィーアのメソッドです。それを解りやすく、また、日本人であるが故に理解しにくい部分を、丁寧に根気を持って教えて下さる日本人の先生がおられます。その方は、在原勝先生と仰います。日本人ですが、いろんな世界の有名歌手と精通しておられます。ご自分も若い頃、イタリアへ渡り、自分の歌をほんとに上手くしてくれる先生をイタリア中探し歩いたそうです。ほんとのベルカントを教えてくれる先生は、イタリアにさえ、そういないのです。でもちゃんと出会って学んでこられた先生です。声楽を学ぶ上で、イタリア人には理解できるけれど、日本人には理解しにくい事など、いろいろ難しい部分もあります。その理解しにくい気持ちと言う部分も解かりながら、とても親切、優しく、でもしっかりと真実を教えてくださいます。できたら、日本の歌手も、せっかく日本のこんなにすぐ近くに、素晴らしい先生がおられるのですから、是非、門を叩いて欲しい気がします。忙しい
とか、プライドなど、ちょっと横に置いて、どんな素晴らしい歌手でも、聴いてもらうべく人に聴いてもらって、自分の歌を見つめる時間を持ってもらいたいと思います。日本の中で、いろんな発声方が飛び交う中、在原先生は、ひたすら、真実を伝えたいという一心で、ものすごく落ち着いて、私達と向き合って、丁寧にレッスンをしてくださいます。先生のレッスンを受けた方は、必ず、素晴らしく歌えるようになります。ほんとにそう思います。どうか、在原先生の事をたくさんの人に知ってもらいたい気持ちです。どんなに立派な歌手になっても、有名になっても、先生にチェックをしてもらって、自分の声について、一生謙虚な気持ちでいる歌手になりたいと私は思います。
歌は、一生もの。一生勉強をし続けなくてはなりません。何故なら、自分の声は、自分では聴けないからです。なので、どんなに偉くなっても、自分の声をいつも疑うべきだと思います。自分の耳で、自分の声は正しくは聴けないわけですから、プライドなんて必要なくなるはずです。時間がないなんて、言い訳になると思います。自分の時間を返上してでも、ほんの一時間、自分の声を聴いてもらって、自分の声と向き合う時間を作るべきだと思います。