こんには。
先日は、朝夕、涼しくなったと言ったものの、やっぱり何か暑いですね。
明日から週末にかけて、神戸は雨になるようですよ。ところで最近、はひふへ“ほ”の話が続いていますが、どうか飽きずに聞いてください。
はひふへほの“ほ”の口で、「あえいおう―」と言ってみてください。(^3^←このくらいぶちゅっと出して「あー」。「えー」の時、大抵の方は、唇がかぶさって舌が上がり、こもった声になったり、声のトーンがなんとなく下向きになってませんか?またつい、唇が横に広がったりしてませんか?まずは我慢して、唇を前に突き出す!(^3^←
次に、舌の位置を固定。[舌先をちょんと下の歯茎辺りに軽く付けておけば、舌がうろうろしません。迷いません]
そして、声の方向を「あー」の時よりも、気持ち遠くの上方向を目がけて出してみてください。「あー」と、「えー」の声のトーンがそろいましたか?そして、「いー」は、まさにこれ(^3^ ←この口で自分の耳に「いー」らしい「いー」になるまで、自分でコントロールしてください。口はどれくらい開けるのか、閉めるのか、唇はどれくらい開くのか、いろいろやってみて、自分の耳に納得のいく「いー」を探してください。次は「お―」(^3^←しっかりこの口。口が開き過ぎてないか、閉じ過ぎてないか、自分の声をしっかり聞いて? よく、「あー」ぽく聞こえてる人がいます。しっかり自分の耳に「おー」と聞こえてますか?もしくは こもっていませんか?そして次は、「うー」 「おー」の口からそのまま顎は動かさず、唇を前へ。自分の耳には、「おー」ぽい「うー」に聞こえていたら正解です。日本語の“う”とは違います。因みに、最初の「あー」は、「おー」のちょっと唇が開いた感じ。初めて聞いたら、「おー」に聞こえると言う人がいます。
日本語の「あー」は開いてますし、開いた「あー」しか聞いた事なかったら、「おー」に聞こえるのでしょう。でも歌う時、ベルカントで歌う歌は、西洋の言葉を使いますから、つまり、「A」ですから。平仮名で説明しましたが、「AEIOU」ですから。日本語の「あー」のイメージのままだと、軟口蓋(なんこうがい、と言って、喉の奥のビラビラのある辺り)が下がってしまって、ひらべったい声になります。
はい。ではもう一度!「あー、えー、いー、おー、うー」何回も繰り返して、なるべく、声の響きは上の方で言ってみましょう。「AEIOU」。はひふへ“ほ”(^3^) の口で言ってもらっていたら、先ほど少し触れました、軟口蓋(なんこうがい)が上がって、喉の開いた状態が自然にできてると思います。しかし、これらの事は、やっぱり、先生に聞いてもらいながら行うのがベストですね〜。o(^-^)o
こんなかたちででもこのように説明して、少しでも参考になったらいいなあ。と願っています。ベルカント愛好家の皆さん、頑張ってくださーい!私は皆さんの事を応援しています。
\(^O^)/