10歳の時から私は、将来オペラ歌手になると決めていました

でも、実際にはそこまで強く願わなかったように思います

先日、マリアカラスのドキュメンタリー映画を見ていて

これに自分がなろうとしていたなんて・・・・・

と思いました

スターになる、て大変です

周りがその人のイメージを勝手に作ってしまったり

マリアカラスも、マリアカラスを演じなくてはいけない

そして、本当の自分

自分だけが知る自分

その狭間で葛藤し、もがいてあがいて

私も歌というものに携わる仕事をしていますから

それなりにあります

色んな方が私についてイメージしているものがあると思います

でも、私も仕事をするために、作り上げた自分というものがあります

もう少し言い換えると、作られた自分、というのもありますから

皆様が思っている私は

ひょっとしたら、それは、本当の私ではないかもしれません

そうしないと、やれなかった、という事も実際にありますし

時々、私に心を許してくれている近しい人から

私のイメージを聞かされますが

どれも、ピンとはこない事が多い気がします

それでも、あー、そう見えてるのねと

それなりに一旦は受け止めますが

違うなあと感じるものがほとんどなので

そうなのかもしれないし、違うのかもしれないと思って

その意見は何処か遠くに置いてあります

マリアカラスはスターなので、そういう誤解された自分のイメージというものに対して

心を傷めもしたようです

オペラをただこなすだけでも大変なのに

色んなものをしょっからってしまってたようでした

それなのに、私は何も知らず

あれになりたいと

スターの歌声や着ている物、持っているもの

沢山の人からの称賛を見て

うわー、素敵だあと憧れてしまいました

ですが、あれになろうなんて

才能があってもなれるものではないのに

ついこないだまで

それに憧れ追いかけたのでした

でも、私の魂はいつも歌手でした

10歳の頃から歌手でした

これからは、若い歌手さんや

実際今、現役の歌手として頑張っておられ

る方々を応援する側に回ろうと思っています

自分の立ち位置をはっきり認識しないとね

と思っています

ですが、私の会員様の中には

そういう私をよく理解してくださってる方々が沢山おられて

昨年の暮れにDIVA (歌姫)と書いてある

贈り物をくださったりなどして

本当にお気持ちを嬉しく思いました

引退宣言ではありませんが

まだそういうつもりではありませんが

一旦昨年末で

心の上で何か一区切り着けた気がしていたので

DIVAと書いたその贈り物が

心に嬉しく暖かく染みました

これからも自分の性格や本質に合いそうなものを選んで

挑戦はしていくと思います

またどうぞ宜しくお願い致します

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