ヨーロッパの舞台で歌おうとすると

 

しっかりした契約書て、いうのが必要で

 

一度見せてもらった事があるのだけれども

 

何枚もサインを書いて、貴方は国が認めた歌手です、という許可証を貰わないと

 

ヨーロッパの主要な舞台には立てない事になってます

 

それが、日本では、誰かのお知り合いなら

 

誰でも格式ある舞台に簡単に立てて

 

お金さえ出せばオーケストラとも簡単に歌える

 

因み日本のオーケストラは、世界でも優秀です

 

そのオーケストラを使って素人さんならいいと思います

 

なんにもできてない歌手が簡単に舞台に立つ

 

私はそういうシステムは嫌だなあと思います

 

なので、私はオーディションのある演奏会にしか今までも出ませんでした

 

その中できちんと歌わせてもらった舞台は

 

オペラ三本です

 

ヴェルディのレクイエムは、アンダーだったので、ピアノ伴奏でしたが、ピアノ伴奏の本番に立たせてもらいました

 

とても厳しい審査で権威ある歌手に選ばれて歌いましたので、オーケストラでなくても満足で

 

私の中では、貴重な経歴のうちの一つです

 

後で私に直接教えてくれた話では、関西、東京でオーディションをしたけれども、ピタッとくる歌手がいなかったとのこと

 

もう一度関西でオーディションをしたら、神戸に一人いたとの事

 

それが私だったので、とても名誉に思っています

 

しかし、何事も経験です

 

お知り合いでオーケストラと歌わせて頂ける体験は

 

その一回でなにかを掴み、大きく成長する方もおられます

 

なので、必ずしもそれがいけないことではないのですが

 

あまりにも日本の音楽の世界のシステムは曖昧過ぎる事が多く

 

お客様からお金を頂くのに、あんまりだと思う事が多いので

 

問題に思っています