今日は、仕事はじめでした。
やはり年末からお正月にかけては、どの方も大変忙しく、おまごちゃん達が遊びにきたり、年末は大掃除に、おせち料理の準備、お正月にはおでかけ等々で、とてもとても、歌の練習なんてやってられない、という現状のようです。
私も毎年お正月は心しておかないと、下手すると、10日間は声を出す事はないというプロの歌手としてはあってはならない状態に陥ります。そこで、プロを目指す学生さんも、趣味で楽しんでおられる方も、もし気分的にも時間的にもやっぱりお正月は練習さぼっちゃった!てなってしまったら、くれぐれも慌てて沢山練習したり、急に毎日、根を積めて練習したりせず、2日か3日に一回は休む、それも一回の練習で何時間も練習したりしないでくださいね。持ってる能力などで、個人で違うと思いますが、一回の練習は30分〜1時間以内におさめてください。意外とサボっていたにも関わらず、久しぶりに声を出したら、思ったより声が出たりします。それで調子に載って、2時間、3時間なんて歌ってしまったら、必ず次の日に声が嗄れていると思います。そうするとまた練習を休まなくてはなりません。歌はやはり筋肉を微妙にコントロールして歌っているものです。スポーツ選手と同じで3日サボると、歌う為の筋肉は3日分落ちます。3日分を取り戻すのは大変です。し
かも生身の身体を楽器として使っているので、練習のできる時間も限られています。声帯はとても繊細でデリケートな傷つき安い、一番大切な楽器の一部です。何事も習得するには時間がかかるもので、時間を必要とします。1日に何時間も練習したから上手になるというものではなく、特に歌は、練習すればするほど下手になると言われています。短い時間をしっかり集中して毎日コツコツできる事が重要です。その事をどうか忘れないでください。お正月はとにかく私でもかなり練習時間を確保するのに苦労します。気分的にも練習する雰囲気にはなりにくいです。なので、『練習できなかったあ』『練習してないのに学校はじまっちゃったあ』と焦る音大生さん、慌てず、今からでも少しずつ賢く勉強に励んでください。先生に怒られまいと慌てて急にいっぱい歌い出したりせず、今度のレッスンに間に合わないようでしたら、素直に先生に怒られてください。喉を壊すより、先生に怒られる方がまし!ぐらいに思ってね。そして、「申し訳ありません、これから真面目に頑張ります。」と言
って、これからほんとに頑張ってください。
応援しています(^_^)vこのコメントがどなたかの役に立ちますように。
それでは今年も一生懸命に楽しく歌いましょう。