ベルカントとしては、こうでなければならない、あーでなければない事がたくさんありますが、一般の社会人を相手に仕事をしている身としましては、時に、型にはめようとすると、その人を追い詰めてしまいそうな恐ろしさを感じてきました。よくその人を見なくてはならないような気がします。その人らしく歌っていればそれでいいのかな?でも、ベルカントは、こういうもの、ていうのも伝えたいし。なんか、難しいと感じる時があります。熱心であればあるほど、一生懸命になってしまって、ほんとは人によっては、なぜ一生懸命なのか?根本的な基準が違う時もあるのに、一生懸命だからといって、一生懸命にまともな事を教えたら、いつのまにか、その人を追い詰めるような気がする時が、最近あります。
専門家を教えているわけではないので。いろんな人がいますから。でも、よくわからなくて、こんなふうに悩むの、ちょっと辛いなあと思います。