ドミニク・ローラン・ローホー 作

「限りなく少なく」豊かに生きる

と言う本があって、私はこの本に四年前のちょうど今ごろ出会いました。

それ以来、何かあったらこの本を開いてみています。

私の心のバイブルにしています。

この本の中で特に心に残ったのが、力とエネルギーは「沈黙」から発信されるというものでした。

 じっと「沈黙」する事は、自分の感情をコントロールできるという事…

とあって、ほんとにそうだなあと思いました。

沈黙することは、自分は強く、深い洞察力や思考力があると周囲に伝える事ができ、不思議と何もせずとも、語らずとも、周囲からの安心感を抱くとともに、尊敬の念をもたらされる、とありました。

これが印象的に思ったのは、やたらと自分の事を話す生徒さんが過去にいたから。

でも、心がどうにも落ち着かないと感じる時もあると思います。

生きてるのですから、あって当然です。

私はそういう時は、良くこのタイトルを思い出したりして改めています。

そうすると落ち着きます。

またいつも一緒にいる人とあまり居すぎると、沢山を語りたくなるので、暫く人に合わないとか。

物理的に少し変えないとどうしようもできないときもありますよね。

いつも一緒にいる人からは少し離れて、普段あまり会う事のない人と少し会ってみたり、普段あまりしないことをしてみたりすると、意外とそれが楽しく、気分転換になったりするものですね。