私の良いところは、心のある歌が歌えるところ。

と、あるコンクールに出た時に審査員の先生から、言われた事があるんです。

綺麗に上手に歌う人はやまほどいる。

でも、あなたは、何か心のある歌を歌う事ができる、他の人にはない特別なものをお持ちのようです。

と、批評に書かれてありました。

実はそのコンクールでは、グランプリ、1位、2位、なしの3位だったんです。

1番になりたかったのに、なれなくて残念だったけれど、その批評は歌手人生を生きてる限り、一生私を支えてくれます。

技術は絶対磨かなくてはなりません。

技術なしに、自分の伝えたい心は絶対に伝わりません。

なので、技術を磨く事はとても大切です。

血がにじむほどの思いで、技術を磨く努力はしなくてはなりません。

それを怠ってはいけません。

そして、最後、どうしてもプレッシャーでつぶれそうになった時には、その審査員の言葉を思い出して、勇気を持って本番に向かうしかありません。

技術なしに、本当の心の歌は歌えません。