人が感動するかどうかはね

技術がこうあらねばならなくて

こうであーでじゃないの

歌は特に人間の身体が楽器

そうして動物である自分そのものが

楽器なのね

だから、ある程度の基本がきちんと

理論立てて頭で理解し

身体が歌うように鍛えられてきたら

もう声はどんなフォームでも

どんなスタイルでも鳴り出すわけ

むしろ鳴り出したらフォームにこだわっていられなくなる

声がほんとに自由に鳴り出したら

次は人間の本能の部分をもう少し表に出して

今度は自分が元々持っているエネルギーを放出させて

身体と心を開いて

チャクラを開いてと言った方が解りやすい人もいるだろうか?

宇宙から与えられる目に見えない大きなエネルギーと融合させて歌っていくと

人の心には、この世のものではないようなものを見たような、感動が生まれる

歌っている本人もその融合を楽しんでいて

なぜなら、実際に才能ある一流歌手達のほんとどは

知ってか知らずか自分一人では歌っていない

場数を踏んでいくうちに

自分の身体を媒体とし

宇宙から与えられるエネルギーと

自分が元々持っているエネルギーを融合させる術を、何故か自ずと身につけるらしい。

私はまだその術を

ちゃんとは知らない

だから、歌舞伎俳優もやたらと儀式や

お参り、神様の存在を大切にするでしょ?

実際、代々先祖から受け継いでる技術ですしね。

伝統芸能をやってる人達が

そういう目に見えない宇宙の壮大なるエネルギーを無視するわけがない

やっぱり信じられてる

これが、宗教的で嫌だと思う人もいるの

アホくさ、と思う人もいる

それはそれ。

その人その人の信じる事をやっていたらいいのだけれど

大抵、一流になる人達は

何かわからないけれども

私がここまでやってこれたのは、

目に見えない何か大きなエネルギーに導かれここまできたような気がすると

よく口にするよね

ヨーロッパは特に宗教があるから余計に

でも、宗教的な事ではなく

皆一流歌手はもっと壮大な大きな力を感じてるんだと思う

それを神の力と分かりやすく地球人の表現でそういうんだと思う。

アメリカの野球の選手も

ホームに立つ前にクロスにキスをしたり

げんかつぎとかもそうで

こうしていると調子がいいとか人それぞれあるでしょ

エネルギーの出入りがしやすいように

整えてる

その儀式が人によっては

祈りだったり

部屋の掃除だったり様々だけれど

皆、何らかの方法で目に見えない大いなる者の力を借りて歌ってるのだと思う