皆様、お久しぶりです。
更新、暫く途絶えてしまいました。
今日はお腹の支えについて、ほんの少しお話します。私の生徒さん方、ほとんどの人が、お腹がふにゃふにゃな気がします。立つ姿勢も首が前に出ておかしい人が沢山います。胸を突き出し、真っ直ぐ綺麗に先ずは立ちましょう。それから、身体の重心は爪先へかけてください。そして鼻からお花の薫りをかぐようにそっと静かに息を取り入れましょう。(吸い上げないで、肩や胸を上げないでくださいね。)その時、たまに胸を落としている人がいますが、落としません。真っ直ぐ大きく胸をはってリラックスして立ってください。お腹はぶわぁ〜っと膨らまして。それを保ちながら歌います。先ずきちんと綺麗に立って、お腹を膨らませられるようになりましょう。お腹が膨らんだ時、横隔膜は、下へ下がるようにできています。息は肺に入ります。その時肺は、膨らむのではなく、肺も下へ下がるようになってます。声帯の位置も下へ下がります。
横隔膜という風に、横と書くので、横へ広がるように思っておられる方がおられるようですが、思い込みは恐ろしや。下へ下がります。ただ息を吸う時、下へ下げるとイメージするのも良いですが、お腹の表面的には、横へ太らせるようなイメージを取った方がお腹が広がり安く、結果、内臓が下へ下がり安いかもしれません。イメージは自由ですが、その代わり、きちんとメカニズムを知っておいてください。横隔膜は下へ下がります。それが支えられた状態。声を出す前に、準備としてお腹をしっかり膨らませてみましょう。横腹を手で持ってみましょう。大きく広がりましたか?腰も手で持ってみましょう。大きく広がっていますか?前もちゃんと膨らみましたか?
胴廻り全体を大きく太らせながら太らせながら歌います。