イタリア語と日本語とでは

母音の響きが全然違います

母音は日本語と同じ AEIOU それに短い子音がついて言葉となっているので

読む事は易しいです

しかし、イタリア語は日本語を発音するときより

もっと唇を使って発音します

per esempio 例えば

ABITUDINE アビトゥディネ(習慣)

Aとア は、全然ちがいます

Aは話し言葉でも小さく縦に口を開けて、喉が開いて発音してます

ベタべたの日本語でしたら恐らく

喉は閉まって、口を横に開いて”ア” て

なってませんか?

無意識にカタカナでアビトゥディネと発音したら、横へ”ア”てなってませんか?

そして喉もなんとなくせまくなりませんか?

でも ABITUDINE と読んだら

Aは、口が小さいOみたいなフォームになりませんか?

そしてなんとなく喉もカタカナの”ア”に比べて広く感じませんか?

歌う時には特に唇を使って日本語より前の方で発音していくと思います

Bは、上唇と下唇が軽く破裂した音です

軽く ブッ ABI

Bは唇を破裂させないといけませんので、真横に口を引いてしまったらBを破裂させられませんよね?

アビ←カタカナをイメージすると、横に開いた響きになるとおもいますが

完全にアルファベットで、イタリア語として発音しましたら、全然違ってきます

tu トゥ uはuです

bi ビを横へ開いてしまったら uはもうペッちゃんこ

イタリア語のUは、喉の開いた口の中の空間が広いんです

★イタリア語は、唇を使って発音していきます

venire ヴェニーレ(来る)

Vはヴィ 唇の摩擦音みたいな音になります

よく上の前歯で下唇を噛むようにといわれますが

うっすら前歯の先っちょがほんの軽く下唇の上に触れているくらいです

空気の擦れる音になるとおもいます

唇を噛むというよりは、上唇が下唇と擦れてる感じというのが、近いと思います

その時に、歯が少し触れるくらいかと思います

Vを発音するとき、唇はUに近いフォームになるとおもいます

とにかく、唇をよく使って、前で発音していきます

恐らく英語も、喋る時には唇を使って、前の方で発音していると思います。

日本語はもう少し、口の中の空間で発音してると思いますが…

ラテン形の言葉は、もっと前で発音するので、日本語に比べて母音の密度が厚くなるというかんじではないでしょうか?

共鳴溝に当たりやすいと思います

口元のフォームの取り方で

響き方が変わってきます

とにかくオーケストラを越えて前に声を飛ばさなくてはならないのです

口元を への字では歌ってられないと思います

口角をちゃんとしめて歌って欲しい

きちんと発音しようと思ったらフォームというものがあります

響きは散らかったものより

まとまった響きか正解です

共鳴溝に当たりやすいフォームです

への字では当たらない

当たらないと響かないから声量に乏しい

また、全ての単語において、滑らかに言いやすいフォームは、唇を前へ出した形になるはずです。

話す時とは少々異なりますし

響きの種類は日本語の母音とは異なります

そして、共鳴溝に声を当てようと思ったら

身体全体の筋肉も必要となります

どんなに声が美しくても

自己流で歌っている限り

全然違います

イタリアものにはなりません

言葉だけで、説明は難しすぎますが

要はもっと、唇を使って、前で発音してください!

そして、身体の内側の筋肉をもっと緊張させる必要があると思います。

歌う為に使う筋肉というものがあって、その筋肉をもっと動かす必要があります。

身体の内側で筋肉はいい意味で張ってないといけないのです

筋肉がダラット下がって休んでいるようでは

声は出てこないのです

そして、余分な力は入れないこと

必要な力が、必要なだけ動くようになるには

歌って、作っていくしか仕方がないものです

speriamo che successo per tutti. (皆さんの成功をお祈りしております)