ベートーヴェン交響曲第6番田園

これも有名ですよね

え?

て、思う方も、ちょっと出だしを聴かれたら直ぐにわかられると思います

あー、あー、これ、知ってる、聞いた事ある

て、思われる事でしょう

これも私は四楽章と五楽章が大好き

四楽章で嵐が来るんです

五楽章で嵐が去り、また清々しいそよ風と共に幸せが寄せられてくるよう

村人達の喜びと、微笑みが溢れてくる感じがします

たまらなく好きなんです

小さい子供の頃から聴いておりました

また何故か最近、YouTubeでたまたま見つけまして

久しぶりに聴いていたら

タイミングがぴったり今の心境に合うのか

励まされるようで

ここ2年くらい、なんとなく気分が重たく

自分の内側では、確かに心境の変化を感じているのに

どうにもしようがなく

一生懸命に自分を奮い立たせてここまでやって来て

そこへ、この度のコロナ騒動で、また心はかき乱され

自分の人生をどう受け止めたらいいのか…

ですが、どうもこうも

朽ちはてるまで、行くところまで行くしかないのだと

そう思うとまた心が苦しく

そんな今、ベートーヴェンの運命、田園に巡り合い

今日、田園の五楽章は、私の心を洗い

昔のくだらない記憶は消え去り

そして、新たな気持ちに替えてもらえる

そんな気持ちになる曲でした

5月も半分が過ぎてしまいましたのに

動画配信も進まず、なんにも人の役に立たないで暮らしてしまって

恐らく、私にとっては、全てを転換させる

リセットさせる時間として貴重な時間のようにどうしても感じるので

ここはもう、皆様には申し訳ないけれども

超ウルトラマイペースで過ごさせて頂こうと思いました

ベートーヴェンは、私を新たな気持ちにさせ

新たに、ここから先を歩みたいと思わせてくれました

やはり巨匠と言われる人は

凄い力を持っておられるのですね

人に夢、勇気、生きる力、再生させる力をもたらします

だけど、ベートーヴェンも生きていた時には波瀾万丈

第5番と第6番を同時に初演(先に6番が出来上がってた)したのですが

新しい大曲を二曲、それ以外にハ長調ミサ曲をプログラムしたそうなんです

新曲の長い大曲を二曲は、演奏者にとって体力的に大変過ぎたそうです

そして、合唱曲のハ長調ミサ曲は、相次ぐ歌手ソリスト達の不調で演奏し直したり

途中割愛されてしまったり

最も力を入れた交響曲第5番の初演はグダグダだったという逸話があります

作曲家にとって、交響曲の5曲目というのは、とても重要らしく

どの作曲家も、5曲目には力作となるようです

その初演が散々だったというのに

それでもこのように後世まで受け継がれるわけですから

いいものは、どうなっても光るという事でしょうか?

世の中には、ちゃんと理解してくれる人がいて、きちんと認めてくれる人がいるのでしょう

解る人にはちゃんと伝わるのでしょうね

本当に素晴らしい曲ですものね

兵庫県はまだ非常事態宣言の解除はされておらず

恐らく今月いっぱいかかるのでしょう

月の半分を使って、気持ちを全て新しく

改めておこうと思います

仕事の内容としては、何も変えるつもりはありませんが

今まで通り、恐らくどの方にも分け隔てすることなく

もう、惜しみなく

できる限りを尽くすと思いますが

私にとって、仕事との向き合い方は

変えないといけないと思います