お客様が感動してくれたり、喜んでくれたりしてくれる時というのは

 

必ずしも自分のパフォーマンスが上手だから、と、限ったことではない

 

一生懸命だな、とか

 

その人の中の100%が出たときに

 

お客様は感動してくれたり、喜んでくれたりするものだから

 

歌手は常に自分のパフォーマンスで、喜んでもらうには?

 

喜んでもらえますようにと願いながら

 

一生懸命に一つの目標へ進んで行くべきです

 

それでも上手くやれない時もあります

 

人に喜んでもらうために、私達はこの職業を選んだのですから

 

そういう気持ちを持てない人は、人前に立って歌うべきではありません

 

歌が上手いか下手か、だけで自分で自分を評価しながら人前には出られないはずですし、

 

例え、自分は歌が上手いからと思い込んでいて舞台に立てたとしても

 

お客様に満足して頂きたい、お客様に喜んでもらいたい、気分よくなってもらいたいと思う気持ちがないのなら

 

ただの声自慢になってしまって、そのうち飽きられると思います

 

自分の歌で人が元気になってもらいたい、癒しにでも、もしなったなら…

 

そうなるには、自分はどうあらねばならないか、

 

最低限、どれくらい歌えて、どんな努力をしなくてはならないかを日々考えてそれに向かっていくのが歌手であって、

 

必ずしも歌が上手いからだけで立ってるわけではない

 

それがわからない人には、人前に立って歌う資格はないのです

 

自分の中の100%が出せたとき、人は感動するものなんです

 

私はそういう歌を何度も聴いてきました

 

そりゃ、世界の一流達や、日本の中でもトップと言われる歌手と比べたら全然実力の差は明らかです

 

それでも感動する時には感動するんです

 

それは、その人の持つ100%を出せたときに人の心にそれが起こります

 

常に人に喜んで貰えるにはどんな努力が必要かを、それも自分なりでいいんです

 

そういう気持ちを持って歌っている人は、長く歌っていますし、歌手人生を成功していると思います

 

歌手は本番前に声が出なくなる、て、ざらにあることです

 

それでどうしよう、と、嘆き悲しんでいる時に

 

元々あんたなんかにそんな能力あるの?みたいな気持ちで話たり、そんな事を言う人とは

 

話さない方がいい

 

自分の歌なんかで喜んでもらおうなんて、て思ってしまう人もいるようです

 

意外と、え?て耳を疑うような事を言う人いますね?

 

しかも、信頼してた友人とか、先生とか、

 

そんな事もあったりしてね…

 

ガッカリ

 

チケット代を頂いていて、いつもお付き合いのある人がいっぱい来てくれるのに

 

こんな事になって…

 

自分の100%が出せなくなった、どうしよう?というときに

 

そんな言葉はあんまりだわ

 

自分の能力、自分がよく知ってるし

 

大抵ね、自分の持ってる能力、て、

 

自分でも、まだ知らないくらいにどんな人も凄い能力を秘めてるものですよ

 

それを本能的に知ってる

 

だからその職業を本能的に選んでるんです

 

そして音楽大学まで行ってるんです

 

必ずしも、音楽大学に行ったからその方向へ進むとは限りませんけれどもね

 

音楽大学を出てなくても、立派に歌っている歌手もいますよ

 

でも日本のほとんどの歌手達は、音楽大学も出て、その道を生きてるんです

 

なので、今の現状だけを見て自信を失くすのではなく

 

どんな状況であっても、自信を持って突き進んでいるうちに

 

自身の能力が、自分に合った状態で開花する時がくるだろうと思います

 

歌手になろうとする人の心構えというものがあると思います

 

せっかくチケット代を払って自分の歌を聴きにきてくれるんです

 

身内しか呼べない演奏会であったって、自分の為にわざわざ人が来てくれる

 

そしたら、自分の100%を出したいと思うのが当たり前で

 

みんなに喜んでもらいたいと思うのは当然に湧いてくる思いです

 

必ずしも歌が上手いだけで、人を呼べるか、といったら、それは一流の歌手だって、ありません

 

人が集まってくれる

 

それは、これまで、それだけの事をやってきたという証でもあります

 

なので、その人にとっては、思いだけは一流歌手と同じに意識は高いということです

 

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