大学では、田中勉先生というバリトンの先生の門下生だったのですが

 

師匠と共に同じ板の上に立つ事はとても嬉しいこと

 

だけど、もう学校は卒業してるから、先生が冷たく感じてなんとなく寂しく感じました

 

私がリゴレットのジルダ役で、先生が主役のリゴレットだった時

 

ジルダは最後殺されてしまうので

 

父親であるリゴレットは、私「ジルダ」を抱きしめて大泣きするのですが

 

着てるものまで脱がされそうな勢いでジルダを覆う麻袋(ジルダは麻袋に入れられる)から出されるので、ドキドキしてしまった事を覚えています

 

練習の時と全然違う勢いなので、ちょい怖かった

 

練習の時には、私はいつも疲れているので

 

先生扮する父親リゴレットの胸の中ですやすやお昼寝なんかしちゃって

 

温かく気持ちがいいのでね 😁

 

舞台裏は面白話がいっぱいです

 

でも本番になると、やっぱり迫真の演技で、プロ、て、感じになります

 

私はデビューだったので、ぴよぴよ🐤

 

その差は歴然です

 

本当のプロはやっぱりかっこいい

 

惚れそうになります

 

でも師匠だからそれはないのですけど

 

なんだか、それも面白話、結構いろいろ