オペラの勉強は、本当はたくさんあるのよね。

外国語の台本を読み込まないといけないでしょう。

何回も読んで、読み込んでどう表現したいか?を研究しないといけない。

歌の技術は絶対に身に付けないといけないでしょ。

楽譜の勉強をして、言葉と音楽の融合を理解し、音楽の中で声と動きと共に表現しなくちゃならないの。

楽譜から、私はどう表現したいか?

私は何を感じるか?

誰かの真似、西洋人の真似ではなく、その音楽の中で、自己主張ができないといけない。

一流の人達は意外と自己主張してますよ。
楽譜と照らし合わせながら、自分はどう感じているか?をちゃんと表現している。

それがスパイス。

だから聴いてる者も感動する。

でも、それらの勉強は、1人じゃできない。

やっぱりそれ専門の先生が必要。

台本の解釈なんて、私はなんにもオペラ史も、ヨーロッパの歴史も、美学もなんにも知らないから、1人では勉強できない。

だから、そういう勉強をしに行かなくちゃ。

私は、ほんとの舞台人にはもうなれないけれど、せめてちゃんとした、一流の人達がする勉強はしておきたいと思う。

何故なら、一度は舞台人を目指してやりかけていたこと、簡単に私にはできなかった、と諦めたくはないのよね。

勉強くらいはしなくちゃ。

アクションを起こさねば。

そうだけど、ものすごいエネルギーがいるわー。

でも、エネルギッシュに歌って、エネルギッシュに生きていたい。

その一方で、この小さな素朴な教室は、まるで花壇の外でひっそり咲いている雛菊のよう。

ひっそり咲いてる。

枯れてません!

咲いてます。

今年は発表会を開こう。