2018年9月の一覧

Sogno nel cassetto (希望)

Sogno nel cassetto (ソーニョ ネル カッセット)引き出しの中の夢

desiderio とか、speranza みたいな意味

つまり…

願望とか?希望とか

日本語でいう将来の夢 という意味

cassetto(カッセット)とは!

単純に机とかの引き出しの事を言います。

将来の夢とか、希望を叶えるには

つまり…

未来を作り出すには

沢山引き出しが必要てことね。

日本でもよく引き出しをいっぱい作りなさい、て若い頃に誰かに言われなかった?

もしくは、聞いたことあるでしょ?

Sogno nel cassetto 引き出しの中の夢

いろんな声、いろんな表現

Belcantoを追って





世界の歌姫と比べてどうこう言うつもりはないけれど

それぞれ持ち味があって

その人の音色

表現があるのよね

亡き師匠に作ってもらった声

ヨーロッパの一流歌手達を常に見習って

と仰ってました

厳しく育てられ

作った特別の声のつもりです

綺麗な声ね、は天性からのものであって鍛えられた声ではないから誉められたうちに入ってないと言われました

今年6月のランカトーレ公開レッスンでは

ランカトーレさんから、沢山アドバイスを頂きましたがそれでも、こそっと

「綺麗な声ね」と

私は思いました。

少なくともヨーロッパの人から嫌われない声で良かったと

私としては、ヨーロッパの方からの「綺麗な声ね」は誉め言葉と取りたいと思います。

しかし、これでいいと思ってしまったら

もう歌手を辞める時、プロを辞める時だと言う師匠の教えの通り

まだまだ勉強は続けたい

でも、自由に楽しむ事もしていきたい

これからも歌を通じて魂を磨き向上していきたい

そういう歌い方をしていきたいと思います。

毎日の生活が全て歌に繋がる勉強です。

“Julia Lezhneva performs Bellini “Ma rendi pur contento”” を YouTube で見る



参考にしたいと思います。

とても勉強をした歌い方なのね

よく表現していて素晴らしいわね

20代そこそこでこれだけ大人な歌い方ができるのだから

ほんとに素晴らしいと思います。

“Julia Lezhneva – “Tu del Ciel ministro eletto”” を YouTube で見る



なんて美しいんだろう

これから私はこの世の美しいものを

沢山見て感じる生き方をしたい

この世のものではないエネルギーも感じて生きていこう

ヨーロッパのアンティークが好きなのかなあ?

イタリアへ26歳の時、勉強のつもりで留学したんだけど

半年で帰って来てしまいました

その間に見た建築物や、絵画は素晴らしかった

宗教画なんてほとんど興味がなかったけれど

あちらで本物を見たら

やたらと感動して

また見たいと思います。

日本の美術館に引っ越してくる事もありますが、

あれは、周りの建物と一体化して美しいのです。

画だけ引っ越してきても

いまいち…

ここに載せた歌はバロック音楽です。

Inspirare が徹底されていますが、

声はちゃんと当たる所に当たってます

risonanza→きょうめと言う意味ですが

共鳴するマスクにきちんと声が当たってて

自然にできちゃってるね

素晴らしいね

羨ましい

でも、私もちゃんと知ってるんだから

ちゃんとしよう

名を張りたいとか

私は歌手だとか

もういいわ

ちゃんと自分が解っていればそれでいい

後は気楽に楽しく美しく生きよう

今年引っ越してきたこのお家を素敵に整えていこう

みんなが来たくなるお家にしよう

声楽のお家

もうちょっと広かったらなあ

また引っ越そう

次は旦那さんと一緒に

どんな人がいいのかなあ?

優しくて、静かで、楽しい人

私がバカだから、頭のいい人

でないと、アホ同士じゃねー、

ぐっちゃぐちゃになってしまう

“Seil Kim Tenor “Una furtiva lagrima” from L’Elisir d’amore by Donizetti” を YouTube で見る





韓国の方



ちゃんと教えられて

ちゃんと勉強してるなあとわかります。

立ち方

手の平がお客様の方へ向いてる

口元の使い方

ベルカントの歌い方

“Quasthoff On Schubert’s Nacht Und Träume & Early Consonants” を YouTube で見る



nider ドイツ語

音を鳴らす前に先生が開口ハミングでrisonanza(共鳴)の位置を確めて声を出せと指示してる場面があるんだけど

わかるかな?

先生の口元が開口ハミングからniderのNに移っていってるのわかるかなあ?

やっぱり知ってる人は知ってる

この歌は私も大好きだけど、ドイツリートです。

ドイツ語を歌おうが、フランス語を歌おうが、英語を歌おうが日本語を歌う時でも!

純粋なベルカント唱法とは少々違っても

ベルカント唱法に基づいてどの国の人も歌ってます。

口元の使い方、開き方

みんな縦の丸い感じ

縦長にあけるのではないのでそれは気をつけて!

微笑んだ時の頬っぺたがくっとあがって

縦のイメージ

横にべたっとは開かない

それをするのは日本人だけ

日本人でも教えられてる人はきちんとできる

せっかく教えてるのにやろうとしない人も中にはいるけれど…

母音を日本語の概念でイメージすると

教えられても理解できなかったりするんだよね

だから沢山海外の人を見て聴くといいんだけどね

それにしても、世界にはいろんな先生、歌手がいるのねぇ。

韓国の人は外国語の勉強が行き届いてるなあ。

そうじゃないと、世界へは出れないものね

日本人だけだよ

外国語の歌を歌うのに楽譜にカタカナ打つの

意味も解らず歌ってたりね←(自分(私)もしかり)

イタリア人歌手がコンサートの最後に時々日本語で日本の歌を歌ってくれるけれど

美しいよ

日本語もはっきりわかるし

喉の開いた声はほんとに美しいよ

“Julia Lezhneva sings “Daisies”, op. 38 by S. Rachmaninoff” を YouTube で見る



人が感動するかどうかはね

技術がこうあらねばならなくて

こうであーでじゃないの

歌は特に人間の身体が楽器

そうして動物である自分そのものが

楽器なのね

だから、ある程度の基本がきちんと

理論立てて頭で理解し

身体が歌うように鍛えられてきたら

もう声はどんなフォームでも

どんなスタイルでも鳴り出すわけ

むしろ鳴り出したらフォームにこだわっていられなくなる

声がほんとに自由に鳴り出したら

次は人間の本能の部分をもう少し表に出して

今度は自分が元々持っているエネルギーを放出させて

身体と心を開いて

チャクラを開いてと言った方が解りやすい人もいるだろうか?

宇宙から与えられる目に見えない大きなエネルギーと融合させて歌っていくと

人の心には、この世のものではないようなものを見たような、感動が生まれる

歌っている本人もその融合を楽しんでいて

なぜなら、実際に才能ある一流歌手達のほんとどは

知ってか知らずか自分一人では歌っていない

場数を踏んでいくうちに

自分の身体を媒体とし

宇宙から与えられるエネルギーと

自分が元々持っているエネルギーを融合させる術を、何故か自ずと身につけるらしい。

私はまだその術を

ちゃんとは知らない

だから、歌舞伎俳優もやたらと儀式や

お参り、神様の存在を大切にするでしょ?

実際、代々先祖から受け継いでる技術ですしね。

伝統芸能をやってる人達が

そういう目に見えない宇宙の壮大なるエネルギーを無視するわけがない

やっぱり信じられてる

これが、宗教的で嫌だと思う人もいるの

アホくさ、と思う人もいる

それはそれ。

その人その人の信じる事をやっていたらいいのだけれど

大抵、一流になる人達は

何かわからないけれども

私がここまでやってこれたのは、

目に見えない何か大きなエネルギーに導かれここまできたような気がすると

よく口にするよね

ヨーロッパは特に宗教があるから余計に

でも、宗教的な事ではなく

皆一流歌手はもっと壮大な大きな力を感じてるんだと思う

それを神の力と分かりやすく地球人の表現でそういうんだと思う。

アメリカの野球の選手も

ホームに立つ前にクロスにキスをしたり

げんかつぎとかもそうで

こうしていると調子がいいとか人それぞれあるでしょ

エネルギーの出入りがしやすいように

整えてる

その儀式が人によっては

祈りだったり

部屋の掃除だったり様々だけれど

皆、何らかの方法で目に見えない大いなる者の力を借りて歌ってるのだと思う

“Julia Lezhneva sings “Exsultate, jubilate” from Mozart’s “Exsultate, jubilate, K165″” を YouTube で見る





そうだね…

自由に歌う

それも大事だね

おもいっきり解放して

ただやっぱり

それは基本をきちんとマスターした上での話

私はこれからは自由に歌おうかなあと思います。

“Lezhneva – Mozart” を YouTube で見る



いろんなタイプの歌手がいます

この人はバロック歌いです。

ベルカントとはまた違います

この歌い方はベルカントオペラ向きの歌い方ではないと思います。

モーツァルトのオペラアリアを歌ってるのを聴きましたが

ちょーっとしんどいなあ

なので、この方はまたベルカントとは種類の違うジャンルを歌ってます。

バロック音楽の歌手ですね

ベルカントはもっと身体全体を使って歌います。

呼吸がもっと深くなると思います。

この方は特に自由に歌っておられますね

喉さえ開いていれば自由に歌っていいと思いますけれども

もう少しと思うところもありますが、とても素晴らしい

才能ある人は皆10代でデビューしていきますからね

まだ20そこそこでこれだけ歌うと言うのは凄いものです

天才と言われるだけあります。

自由自在に声を操ってますね。

この方のをいろいろ聴いていると

どんどん歌い方が進化されてるのを感じます。

やっぱり勉強してるなあとわかります

それにしてもこの表情、この目の動き

何か見えてるのかしら?

目の動きが何か見えてるような動き

空間を感じながら歌ってるのかしら?

なんだろう?

この目の動きとこの表情は…

この方はいつもこういう表情で

いつも何かを追うようにこう目を動かして歌っておられます

なんだか想像してしまうなあ

“Sabine Devieilhe records Lakmé (Delibes): Air des clochettes / Bell Song” を YouTube で見る



コロラトゥーラソプラノ

素敵ねえ。

すっきりした声で

機械のように精密に身体の部位が動いて

一糸乱れない

素敵ねえ。

歌い終わった後でふと素の笑顔が見えるじゃない?

きっと楽しいのでしょうね

あー、素敵だなあ。

こんな世界が、世の中にはあるのになあ

3 / 512345

お問い合わせ TEL090-4302-1154

Copyright© CANTIAMO IL BELCANTO ソプラノ千賀恵子オフィシャルホームページ All Rights Reserved.