私は、歌う事は大好きです。はっきり言って、死ぬまで音楽への情熱や思いが冷める事は無いでしょう

 

只、幸せ感を求める上では話は変わってきます

 

身体の状態はどうでしょうか?声帯の状態はどうでしょう?

 

今一度確認が必要です

 

舞台人ならば、自分の身体の状態を歌手としての商品として見ますので

 

特に声帯の状態を気にします

 

日本のクラッシック音楽界の事情にも追いていかなくてはなりませんし

 

経済状態もしっかりしていないと、ステージには立てません

 

そう考えた時、自分はそれでも歌っていて幸せだろうか?

 

チケットを売れなくても、自分がお金を払ってでもステージに立ちたい人はいます

 

ステージに立つのが幸せであれば、例え喉の状態がボロボロでもステージに立ちたい人はいます

 

さて、私はどうかなと考えた時、私の幸せ感は、何処にあるかな?と思いますので

 

今後の活動については、その時の自分の思いに従います

 

只、一つ言える事は、音楽に対しての思いの深さは、人並み外れていると思います

 

自分で商品として使えると思うのであれば、私は、誇り高く気品を持った歌手を一生やりたい事でしょう

 

そしてもし、歌手をしなかったとしても、また私の声がボロボロに朽ちたとしても、歌と向き合っている時間は情熱が冷めるという事はありません

 

冷める時というのは、生徒さん側の態度によります

 

一旦音楽が鳴りだしたら、何らかのアクシデントで私が声を鳴らす事が出来なかったとしても、、体と感情は勝手に反応するようになっています

 

それは、この世に誕生する前からそう決めてきていることなのだと思っています

 

私が培った歌の技術は、自分の声が使えなくなったとしても、私の内側から人に提供できる唯一のものです

 

詰まり、歌う方法をおしえることはできますよ、ということです

 

私が舞台に上がらないときには、それなりの理由がある時です

 

少し考えておりましたがいづれにしても冷めるという事はないなと思いました

 

そしてわたしは何よりも、自分の幸福感というものを大事に生きています

 

 

 

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